へっぶしんです。


 体調を崩さないように、仕事はほどほどにしたいものです^^;


 仕事が繁忙期に入り、早朝から深夜にかけての勤務があったり、もともと不定期だった休みが少なくなったりで、読書の時間が取れずに更新が滞りがちになっています^^;


 3月になれば、少しは落ち着きます。それまでは、更新頻度が落ちます。

 もともとは小説好きなのですが、本棚の中身は格差社会に関するもの、中学受験に関するもの、脳科学やメンタルに関するものが多くなっています。


 現在は、去年読破した文庫本43巻立てのローマ人の物語(1) ローマは一日にして成らず 上 (新潮文庫) [ 塩野七生 ]の著者の塩野七生さんのマキャベリに関する小説を読んでいます。久々の小説なので、読むペースは速くなるはずなので、仕事が忙しい時期にはちょうどいいかもしれません。




 著者は塩野七生氏です。

 学習院大学文学部哲学科を卒業後にイタリアに遊学され、多数の著書を書かれています。全巻読破したいくらいなのですが、多すぎます^^;

 主な著書に
ルネサンスの女たち (新潮文庫) [ 塩野 七生 ]

チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷 (新潮文庫) [ 塩野 七生 ]

海の都の物語(1) ヴェネツィア共和国の一千年 (新潮文庫) [ 塩野七生 ]

ローマ人の物語(1) ローマは一日にして成らず 上 (新潮文庫) [ 塩野七生 ]

など多数あります。

[概要]
 第1巻は、マキャベリが生まれる前後のイタリアの状況からマキャベリがフィレンツェ政府の書記官に就任するまでが書かれています。文芸復興や人文主義が花開いたイタリアのルネッサンスの中心のフィレンツェの状況と、マキャベリと切っても切れないメディチ家のコシモ・デ・メディチとロレンツォ・デ・メディチについて書かれた後に、サヴォナローラが登場し、いよいよマキャベリが書記官として登場します。

 さらに、若きマキャベリを取り巻く家庭環境や父親の年収のレベルなどを「遊び」で調査した結果などが書かれています。

 ちなみに、巻末の解説は、佐藤優氏が書かれています。国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫) [ 佐藤優 ]の宣伝か?と思えるくらいに、佐藤氏とマキャベリの共通点を上げて、マキャベリに共感できる理由を挙げられているのが、いろいろな意味で面白かったです。


 マキャベリが登場するまでのイタリアの特にフィレンツェのルネッサンスが華やかなりしころの空気が、あたかもそこにいたかのような錯覚を起こさせるような筆致で描かれています。ローマ人の物語で、ヨーロッパ中を見てみたくなり、海の都の物語で、ぜひともヴェネツィアに海側から入ってみたくなり、今度はフィレンツェに1度は行ってみたくなっています。塩野さんの筆力には、脱帽するしかありません。

 イタリアへの憧憬をかきたてられる渾身の3冊を、ぜひともいろいろな方々と共有したいものです。


 中世のヨーロッパをたぐいまれなる文筆力で描かれ、マキャベリズムとも呼ばれる現実主義的な政治・経済思想を生み出した中世から近代にかけてのヨーロッパのイタリアのルネッサンスに憧憬をかきたてられ、イタリア旅行をしたくてたまらなくなりました。


 キリスト教の教会に縛られたヨーロッパの中世前期の空気から解放されて、生き生きとした人文主義の花開いたイタリアの空気を満喫しながら、少ない休みの日を癒されています。


 それにしても15世紀から16世紀にかけての中世から近代(日本では近世)に向けての時代は、ヨーロッパも日本も戦乱の時代で、各国が統一国家建設に向けて躍動的に動いていた時代んなんだと感慨深くなりました。


 マキャベリが生まれたのが1469年で、このあたりの日本での大事件は、1467年の応仁の乱です。イタリアでルネッサンスの花が開いているときに、フランスは絶対王政への道をひた進み、日本でもまた室町幕府の権威が失墜して、戦国時代から1603の江戸幕府成立を待つまでの戦乱の世の中になっているのですね。


 日本が戦乱の世の中で織田信長を待っている間に、マキャベリが『君主論』を書き上げていたのですね。


 現在は2巻を読み始めていますが、おそらくはあっという間に読んでしまうでしょう。次の休みは水曜日なので、それまでに2巻を読了できればと思っています。



 よろしければ、こちらのくりっくをよろしくお願いします。