へっぶしんです。

 相変わらず格差社会と中学受験(教育関係)をキーワードに本を読み続けています。

 今回は教育関係ということで、前回に引き続き川島隆太氏が監修している著書を読みました。スマホによって子どもの学力が破壊されているという衝撃のデータを見て、我が家でもスマホの使い方についてのルールを設定しなければならないと痛感しました。


 一昔前にゲーム脳という本が世間をにぎわしたことがありました。当時はまだ科学的なデータがそろっておらず、大バッシングが起きたと記憶しています。もしかすると2chでの炎上を、世間のバッシングと勘違いしただけかもしれませんが。。。


 しかも、その時はPCゲームにはまっていて、廃人寸前だったので、ポジショントーク的な理解で、自分に有利な「ゲーム脳などない」という情報だけを信じ込んでいたのかもしれません。むすめだけではなく、自分自身を制御するためにも、スマホの使い方には気を付けるようにします。




 著者は、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、その昔、「脳トレ」という任天堂DSのソフトを出していた川島隆太氏が監修して、東北大学の加齢医学研究所で助教をされている横田晋務(よこた・すすむ)さんが本文を執筆されています。

 帯には、「脳の解析データを見て絶句し、自分の子どもにスマホを与えたことを大いに後悔しました」と、本書を監修された川島隆太氏のコメントが載っています。


 仙台市の7万人の児童への調査結果から導き出された衝撃のデータです。お子様の教育に興味をお持ちの親御様、全国の教育に関係する仕事をされている皆様には、ぜひ本書を手に取ってご一読を願いたいです。


〔目次〕
 はじめに
 第1章 学習効果を打ち消す「スマホ脳」の衝撃
 第2章 MRIで解明! 脳が変形してしまう危険な習慣
 第3章 脳のやる気スイッチ「線条体」を活動させる方法
 第4章 自己肯定感の高い子ほど学力が高い、のはなぜ?
 第5章 朝食のおかずが増えるほど、脳はよく成長する!
 第6章 習慣は、生まれつきの脳力に勝る!?
 おわりに



 本書で気になった章は、第3章のやる気(モチベーション)にかかわる部分です。これは、子どもの勉強だけではなく、自分自身の仕事にかかわるモチベーションにも関係し、職場の周囲の人たちのやる気の個人差の大きさはどこかる来るのか、自分のモチベーションが落ちているときにどうすればやる気を出せるのか、などを知りたくなりました。

 心理学では、モチベーションは内発的動機付けと外発的動機付けにわかれます。その中で、もっともやる気が出るのは、内発的動機付けである、自分が成長できると感じられたり、それ自体を楽しいと感じられたりということが重要です。ちなみに、我が家のむすめは、勉強自体は嫌いではないのですが、やはり勉強自体が楽しくてしょうがないというレベルではないです。それでも、中学受験でたまたま受かった最難関校に通い、殺人的なカリキュラムにどうにかついていっています。ただ、天文学的な蔵書を誇る図書館が大好きで入り浸っているようです。本だけは子どものころから大好きで、放っておいても枕元から本がなくなることはありません。

 前回の川島氏の著書の『「本の読み方」で学力は決まる』の記事で書きましたが、むすめの本好きはどれだけ忙しくても読み聞かせを続けてくれた妻のおかげです。私自身も少しはむすめに読み聞かせをしましたが、小さい頃はストーリーではなく、ひたすらページをめくり続けようとするむすめに怒りを覚えたのを今でも覚えています。言葉を覚えたころのむすめに、次にやった私の読み聞かせは、ストーリーを変えるということでした。むすめにはすこぶる評判が悪く、「パパが読むと話が違う!」と嫌がられたものでした。

 長くなりましたが、次に外発的動機付けです。これは4段階に分かれるようで、この外発的動機付けの細分化までは知りませんでした^^;


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  もっとも効果の低い動機付けで、「やらないと怒られるから宿題をやる」というものです。私自身も、母親に「勉強しなさい!」といわれると、そろそろ勉強しようなきゃなといった気持ちが、魔法でもかけられたように雲散霧消したのを覚えています。おそらく、親が最も行ってはいけない、子どもの勉強をする気を根こそぎ削ぐのが、「勉強しなさい!」というマイナスオーラ前回の魔法の言葉ではないでしょうか。強制力で人を動かそうとしても、誰も心から従ってくれないのですね。社会人も対人関係において気を付けなければなりませんね。私自身も、職場で人にものを頼むときには、強制力を伴うような言い方はしないように気を付けないと、いつの間にか周りから嫌われているという事態を招きかねませんね。


 ⊆分の考えをもとに行動する
  次の外発的動機付けは、「みんながやっているから勉強する」です。,龍制力よりは、自主性が出ています。ただし、まだまだ自分からやろうという積極性は見られませんね。これでは、机に向かっていても、やっている振りをするだけで効果的な学習に向かう可能性は低いですね。


 2礎佑あると考えて行動する
  これは、「頑張って成績を上げよう」といった前向きな考えに基づいて、机に向かうような状態です。社会人であれば、仕事をするときはこの辺のレベルのやる気が出発点になっているのではないでしょうか。自分を振り返ると、上司に強く叱責されてやれと言われたことは、ほとんど手につきません。期限を守れないこともよくあります。これは、最悪レベルの,離皀船戞璽轡腑鵑納茲螻櫃るからでしょう。ただ、顧客から頼まれたことは、結構必死に取り組みます。おそらくこのレベルのやる気が発動されているのでしょう。管理職の方には、指示の仕方ひとつが部下の仕事の成果が決まるということに留意してほしいものです。


 す佑┐襪泙任發覆自然に行動する
  最終段階の高い外発的動機付けで、「これは何のためにやるのか?」などとは考えずに、自然に体が動く状態とのことです。おそらく、成績が高い子どもや職場で頭一つでている仕事ができる人のやる気は、少なくともこのレベルになっているのではないでしょうか。私などは、まだまだこのレベルで仕事をしている状態は少ないです。ただ、仕事自体は嫌いではないので、真摯にお客様に向き合って、お客様の求めに応じられるように努力はしたいと思っています。なかなかうまくいかないのは、職場の人間関係が悪いからでしょうか。。。




 さて、上記の4つの外発的動機付けから、親として子どもが何事にもやる気を出すような声かけを考える必要があるのではないでしょうか。ここまで書いてきて、自分には後悔の念しかありませんが。。。皆様はいかがでしょうか。


 まずは、何事にもプラスになる目標を共有して、できたこと(経過)をほめて、やる気レベルから物事をスタートさせて、自然に取り組むまでほめ続ければ、やる気レベルがい砲覆蝓∈埜紊漏擇靴いらやるという内発的動機付けにつながっていくのではないでしょうか。


 そんなに簡単に物事が進めば、人生は楽でしょうがないとは思いますが、ないも考えないで目の前に起きていることに生の感情をむき出しにしてケンカなどしている場合は、まさに「親の鏡としての子ども」ということになってしまいますね。


 むすめに対して申し訳ない思いでいっぱいになってきました。。。

 子どもの成績が思うように上がらない、言っても言っても机に向かってくれない、勉強のことでケンカが絶えない、といった悩みを抱えている子どもの保護者の方(私もですがw)には、ぜひご一読いただきたい1冊です。

 



 脳科学の本は、茂木健一郎さんがよくテレビに出ていた時に何冊か読んだことがあります。最近は研究者に費用対効果にコミットして結果を出す圧力がかかっていて、逆に研究レベルが下がっているという話を耳にしますが、本書を読んでみるとやはり、様々な研究手法を用いてデータのを裏付けるべく、逆に調査結果をデータで証明するという地道な研究をされている研究者の方々がいらっしゃるなと感じました。また、いろいろな意味で、科学の進歩は早いものだとも感じました。

 私の本棚で眠っていた茂木健一郎さんの本は、


 です。テレビで「アハ体験」とかの紹介をしていたころが懐かしいですね。

 その他で、私の本棚で眠っていた脳科学関係の本です。






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