へっぶしんのニュースや日記です。

 年末に見に行った母校のウィンターカップの試合は残念なことにボロ負けだった。

 母校の試合を観戦していて、二点気付いたことがある。

 一点目は内部的な事情だが、顧問の教師の変化と選手たちの試合中の雰囲気の変化だ。

 最近の子供は暴力や暴言に弱いようで、暴力独裁指導者であった顧問の先生が温和になっていたのにビックリした。へっぶしんの現役時代(高校生の時)には、ファシストの暴力に戦々恐々としながらもチームの目標のために仲間が一丸となって頑張っていた。

 へっぶしんの現役時代と比べて違和感を覚えたのは、不利な流れに立たされている母校の選手が、不利な状況を打開するための戦術に必要なプレーが出来なかったことだ。、流れを変えれらないまま最後まで不利な試合をしてしまった。試合中のタイムアウトでもファシストだったはずの顧問の教師が最後まで笑顔を絶やさなかったことに時代の流れを感じた。へっぶしんが現役のころは、試合の立ち上がりが悪いと、誰かが槍玉に挙げられ、「お前が試合を壊してるんだよ!!このバカ!!」くらいの檄が飛んでいた。そして、怒れられた選手が必死に状況を打開しようと奮闘し、流れを変えることがしばしばあった。時には、檄を飛ばすくらいのことがあってもよいのではないか?と思いながら試合を見ていたが、以前のファシスト的な面を一切出さないまま、不利な流れを変えることなく一方的な展開で試合が終わってしまった。

 以上が試合を見ていて感じた、母校のチームの体質の変化だ。これ以上この話をすると、教師の体罰論になってしまう。長くなるので、チームの内部の事情についてはここまでにする。

 次にルールが変わっていて、見ていて以前のバスケットボールとは別のスポーツのように見えることがしばしばあった。全体的には、攻撃側に有利にルールが変わっていて、守備的な母校のバスケットにはつらい変更がなされていた。素人として見る分には、攻撃がめまぐるしく変わり、華麗なオフェンスのプレーが多く見られるようになったので、華やかに見れるようにするためのルール変更だと感じた。

 ・30秒ルールが24秒に

 一番大きな変更はこの変更だ。以前は攻撃に移ってから30秒以内にシュートをすればよかったのが、24秒以内に変更された。これにより、1試合で攻守交替の回数が大幅に増え、攻撃的なチームには有利になった。従って根気よく守備を続け、攻撃にも時間をかけて攻撃的なチームの集中力を弱めてミスを誘うという戦術の実効性が極めて低下した。これは母校が伝統的に取ってきた戦術で、選手個々のレベルが相手チームより劣っているときでも番狂わせを狙える戦術で、安定した結果を残すためには有効な戦術だ。進学校であり、スポーツ推薦で選手を取るにも一定の成績を求める母校の方針では、スカウトが失敗することがしばしばあり、個々の選手の実力は年によって偏っていた。そのため、安定した結果を残すために高校バスケットでは珍しく守備重視の戦術を取っていた。この戦術が、30秒ルールから24秒ルールへの変更によって不利になってしまった。見るものを楽しませるためのルール変更だが、チームによっては不利な変更になってしまうこともあるのだ。

 確かに攻守交替が増え、単純な視覚からは楽しくなったようだが、試合における戦術の幅か狭まったようにも感じた。派手なだけがバスケットボールの魅力ではないと考えるので、この変更は残念だ。

 ・トラベリングの基準の変更

 バスケットボールでは、一般的には3歩までボールを持ったままでステップしてよいと言われているが、実際には2歩までしかステップは許されていない。個々で少し話はややこしくなるが、軸足と言う考え方が出てくる。ボールを持ったときに最初に着地した方の足を軸足にすると言う考え方だ。

  以前のルールでは、

  ボールをもって最初に右足を着地させた場合は、右足が軸足になり、左足を自由に動かしてステップすることが出来る。

  ボールをもって最初に左足を着地させた場合は、左足が軸足になり、右足を自由に動かしてステップすることが出来る。

  ボールをもって両足で着地した場合は、最初に地面から離した足と反対の足が軸足になり、地面から離した方の足を自由に動かしてステップすることが出来る。

  つまり、ボールをもって最初に着地した足を地面から離した場合には、トラベリングとなり、相手ボールになってしまう反則だ。

 このルールが、軸足を変えてもよいことになり、相当練習したチームでも、よくトラベリングの反則を取られていたのが、殆どトラベリングの反則が取られなくなった。これも攻撃側にのみありえる(ボールを持っている方が攻撃しているので)反則だったが、基準が甘くなったため、攻撃側に有利になった。へっぶしんは自分がプレーしていたときの感覚で試合を見ていたので、ひたすら違和感を持ってみていた。これは代わったルールに自分の目が対応できていないだけだが、時代の移り変わりを感じた。

 

 ルールを変えると言うことは、常に有利になる立場と不利になる立場がある。ルールの変更によって、母校のバスケットボールの戦術がより不利になった。外から見ればたいした事のないルール変更でも、当事者にとっては命取りになるルールの変更もある。これとは別に次のエントリーで、政治とルールに話を広げようと思う。

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