へっぶしんのニュースや日記です。

昨日テレビを見ていたら、姉歯一級建築士の建築物の構造設計書偽造問題をやっていました。

気になって見ていたのですが、分譲マンションを購入された方々の補償の問題で、国が補償をすべきかどうかということに関して、非常に難しい問題を含んでいるように感じました。

もちろん分譲マンションを購入された被害者の方々には、全額の補償が必要です。

しかし国がこの問題に関して補償をしてしまうと、建築物の設計・施工をする業者が国の補償を頼りに今回のような不正を繰り返す虞が残るのではないでしょうか?

今回のようなことがおこらないようにするチェックシステム(設計書の審査体制の強化と審査機関の責任の問題)を、はっきりさせずに国が補償するのは待った方がいいと思います。

また監督官庁(今回は国土交通省のようです)の責任まできちんと追及し、民間でのチェックとあわせて、監督官庁のチェックがとうなっているのかの再検討が必要だと思います。

補償の問題とあわせて、再発防止の手段をきちんと見直さなければ、今回の問題だけでは終わらない根の深い問題だと思います。

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