へっぶしんのニュースや日記です。

二度目のネタですが、阪神電鉄と村上ファンドのトップ会談に発展しました。

日経新聞より、

 阪神電気鉄道の西川恭爾社長と、同社株の約38%を握る投資ファンド(村上ファンド)を率いる村上世彰氏は11日午前、大阪市の阪神電鉄本社で会談に入った。西川社長は保有不動産の有効活用など企業価値の向上に向けた方針を説明する見通し。ただ、村上氏が提案する傘下のプロ野球球団、阪神タイガースの株式上場については拒否する構えだ。
 両者が会談するのは村上ファンドによる阪神電鉄株の大量保有が明らかになった9月27日以降初めて。
 村上氏は会談で、タイガースの上場をはじめとする株主価値向上策を西川社長に直接要求する。球団上場に関しては野球協約の参加資格にある「株主構成の届け出」をクリアする方法として、球団持ち株会社方式なども用意しているとみられる。
 阪神電鉄側は「球団を保有することがもっとも企業価値の向上につながる」とのこれまでの考えを改めて伝える見通しだ。

いろいろな方からトラックバックを頂き、この問題の賛成派と反対派の意見を簡単にまとめると、

反対派:阪神の球団を株価操作のおもちゃにされたくない。

賛成派:阪神球団の株を持ってみたい、上場すれば球団の価値を上げられる

と言って感じになります。(かなり大雑把ですが。。。)

これは、

・阪神球団を上場せずに、阪神電鉄の提案するやり方で企業価値の向上に努める

・村上ファンドの提案通り阪神球団を上場し、企業価値を高める

のどちらのやり方をしても、うまく行けば正しかったことになり、失敗すれば間違ったことになる。

と言うあたりまえのことですが、結果が出なければ評価ができない問題です。

大切なのは、

阪神球団を上場するか、しないか?

の二者択一ではなく、どうすれば阪神ファンのためになるか?

を冷静に考えて、考えるだけでなく実行することです。

阪神電鉄の企業価値を高める方法は、上記の2つの方法以外にもたくさんあります。

阪神球団には、ファンのために更なる努力が必要ですし、阪神電鉄は、阪神球団のみに頼らずに、阪神球団の人気を利用しさらによい企業としてその価値を高めるように努力して欲しいものです。

 

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