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もう古いニュースになってしまうが、私の実感と全く合致するニュースが日経新聞に載っていた。少子化について、自分の感覚と意識調査が見事に合致している。
現在、夫婦とむすめ一人の三人家族だが、夫婦はお互いにせめてもう一人家族を増やしたいと思っている。
しかしいまの生活で子供をもう一人という望みが、経済的な自信から遠慮しているのも事実だ。将来的にネックだと思っているのは教育だ。本人が望むだけの教育を与えてやりたいと思う。しかし東京都に住んでいて、国立の大学以外にはやれないというのは酷な要求だ。必然的に早ければ中学から、遅くても大学からは1年間で50万円以上の学費を払うことになる。あくまで本人が望めばの話だが。
いまの子供一人の状態であれば、夫婦が外食や衣服を我慢すればそれくらいは実現できるだろう。しかし2人目の子供がいる場合には、子供の教育の選択の余地が明らかに縮まる。先々を考えれば考えるほど、2人目の子供は遠のいていく。教育を考えれば考えるほど。。。
本当は、むすめに兄弟姉妹がいる状況のほうがよいし、世帯年収と家庭の幸せや温かさを天秤にかけるのは不順なのは十分に承知はしている。しかし現実問題として、弱肉強食の格差社会がくるのであれば、自分の子供が勝ち組のほうを選択できる余地を残してやりたいと思っている。(自分は大学のときに勉強がきらいで放棄したが。。。)
そんな夫婦の感覚が、日韓で共通しているというのも面白いことだ。いくら非難しても、結構似ているなと感じる。
4/27日経新聞より
子ども欲しいけど「増やさない」53.1%・内閣府調査 内閣府は27日、「少子化社会に関する国際意識調査」を発表した。ほしい子どもの数より実際の子どもの数が少ない人に聞いたところ、日本では53.1%が「今より増やさない」と回答した。理由は「子育てや教育にお金がかかりすぎる」がトップだった。 調査は2005年10月から12月まで、20―49歳の男女に実施。対象数は日本1115人、韓国1004人、米国1000人、フランス1006人、スウェーデン1019人。内閣府が少子化に関する国際比較調査をするのは初めて。 子どもを「今より増やさない」とした回答の割合は韓国で52.5%。日本と韓国はフランス(22.6%)、米国(12.5%)、スウェーデン(11.0%)を大きく上回った。米仏両国とスウェーデンでは「希望数まで子どもを増やす」とした人が5―7割に上った。 日本の場合、「子どもを増やしたくない」理由は「子育てや教育にお金がかかりすぎる」が56.3%で最も多かった。「高齢で産むのがいやだ」(31.8%)、「自分の仕事に差し支える」(13.5%)なども目立った。 |