へっぶしんのニュースや日記

格差社会に疑問を感じながら日々を過ごしています。 まともに働いても給料が減り続けるので、副業で投資をして資産を築こうと株と投資信託、FXをしています。 趣味の読書とアイネット証券のループイフダンの日々の成績について書いていきます。

2006年03月

売国外交とはこのことでは?

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 へっぶしんのニュースや日記です。

 中国か韓国との友好の話をすると、即座に売国と叫ぶ「特定日本人」が、不思議と何も言わないのが、対米売国行為。これは現在の小泉政権における外交の柱の政策となりつつある。これこそまさに売国行為である。

 米軍再編問題は、辺野古湾周辺への基地移転問題、米軍のグアムへの移転に絡む税金支出問題、岩国住民投票問題などがある。このうち売国奴であり外相を務める麻生さんは、「日本の支出を50%未満に」などといっているが、なぜ日本の税金をアメリカ軍の移転に使わなければならいのかを一切説明していない。アメリカ様に平身低頭すること奴隷のようだ。日本の国土の一部をアメリカ軍に提供し、アメリカ軍基地周辺で起こる米兵による犯罪は見て見ぬふりをする。

 「がんばって交渉しています。」といった姿勢をアピールしたいようだが、出す必要のない税金を出す方向で交渉すること自体に問題がある。税金をアメリカ軍に支出するなどという愚行は止めて頂きたい。

 それこそ靖国の英霊達が、アメリカへの屈従ぶりに涙しているだろう。

平身低頭の対米屈辱外交に憤りを覚える方、クリックをお願いします。


外相、グアム移転経費「日本の負担50%未満に」
 麻生太郎外相は29日の衆院沖縄・北方問題特別委員会で米沖縄海兵隊のグアム移転経費に関する日本側負担割合について「50%は切りたい」と述べ、一般会計予算からの直接負担を抑えるよう米側と調整していく考えを示した。
 これに先立つ衆院外務委員会で外相は米側が総額約100億ドルの75%の負担を日本側に求めていることに「言い値だ。さしたる根拠があると思って米側が言っていると感じていない」と指摘した。
 政府は29日、在日米軍再編に関する日米外務・防衛審議官級協議を4月4日から3日間の日程でワシントンで開くと正式に発表した。審議官級協議は当初、今月30、31の両日に開催する予定だったが、米側の要請で延期した。
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特定日本人の思考回路はおもしろい

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 以前のエントリー「国旗国歌の強制は先進国間では異常な行為だった!!!」と一緒にご覧ください。

 土佐高知の雑記帳さんのブログで見かけた「特定日本人」という言葉が気に入った。当ブログに久しぶりに「特定日本人」からの書き込みがあった。ちょうど良いタイミングなので検証したい。

 ことの発端は、東京新聞の記事でアドレスからすると3月23日の特報【教員むしばむ『君が代神経症』】(もしかすると紙面は3月24日かも)について、「特定日本人」が噛みついていたので、以前に書いた「国旗国歌の強制は先進国間では異常な行為だった!!!」をトラックバックをした。そのトラックバック先から、見事に「特定日本人」らしいコメントを頂いた。

 コメントを読みつつ、自分の記事との見比べたが、単なる揚げ足取りであり、容認しがたい屁理屈だった。

 コメントは以下。

あなたの理論は飛躍しすぎだと思いますが。
>国旗が日常的に校舎や門に掲揚されているだけで、国歌を学校行事で歌うようなことはまず無いようです。
さて、日本の学校で国旗が日常的に掲揚されてる場面は見られるでしょうか?
他の国に、自国の国旗・国歌を侵略の象徴であり軍国云々といって否定する勢力はあるのでしょうか?
そして、国内最大の教職員の団体がその否定を推進し、かつては社会主義革命を起こそうと活動していたという実態は他のどの国にあるというのでしょう?

そして、自国の文化をなぜ他国と対象比較する必要があるのでしょうか?


このように前提が違う事を同列に語ろうとするのは明らかに詭弁です。
Posted by terahide at 2006年03月24日 14:25

 このコメントは矛盾しすぎていて、普通に読むと違和感がありすぎるのだが、書いた本人の頭の中ではつながっているのだろう。

 理論が飛躍しすぎていると批判しながら、コメント内容が飛躍しすぎているのが皮肉だ。冗談であってほしいコメントだ。強調した部分の関連性が全く見えてこない。

 さらには、国旗国歌の扱いについて他国と比較するのはナンセンスだと締めくくっていながら、その前の質問は国際比較を強要する内容になっている。批判自体がダブルスタンダードになってしまっている。コメントを書いた人間の動揺が手に取るように見えてしまう。私のエントリーがそんなに気分を害する内容だったのだろうか。不思議で仕方ない。

他の国に、自国の国旗・国歌を侵略の象徴であり軍国云々といって否定する勢力はあるのでしょうか?

そして、国内最大の教職員の団体がその否定を推進し、かつては社会主義革命を起こそうと活動していたという実態は他のどの国にあるというのでしょう?

 →申し訳ないのだが、コメントをした方にそのままお返ししたい。「あなたの理論は飛躍しすぎだと思いますが。

  突然の暴投で、返答のしようがない。エントリーの内容と質問の内容がかけ離れすぎていると感じるのは私だけだろうか。。。

 唯一まともな質問は、日本の学校で国旗が日常的に掲揚されてる場面は見られるでしょうか?

 だが回答が、日本では見かけない風景ですね。でも本文の趣旨からはずれた質問ですね。

 となってしまう。


そして、文科省の例を元にした話は意図的に情報を取捨選択してますよね?

>学校内に国旗が掲げられたり,学校行事において国旗が掲揚されることはない。

イギリスの項目にしかこのようにかれていません。
イギリスはグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国という名が現すように単一民族・統一国家ではないのでそれを例に出すのは明らかに間違いです。
(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドなどはそれぞれ国旗、国章などがあります)
そしてその例になっているイギリスには、キリスト教に基づいた英国の伝統、文化を国家のアイデンティティとして教育するという「法律」があります。

大体、表の下部に以下のように注意書きがあります。

2.学校行事として入学式や卒業式を行わない国もある(イギリス,フランス,イタリアなど)。

意図的に情報を歪めてまで自分の主張を正当化するおつもりですか?
Posted by terahide at 2006年03月24日 14:30

 特定日本人が大好きな情報の歪曲の指摘ですが、どこをどう歪めているのかがわからない。意図的に情報を取捨選択してますよね?この書き方は、批判と言うよりは、罵倒に当たるのではないでしょうか。情報は、場合によって自分の論旨と合致するように抜き出す場合がありますが、意図的に歪ませるほどの抜き出し方はしていない。さらにはイギリスという言葉は、本文で一度も使っていない。突然本文を超えて資料の批判をしているが、全く本文と関係のないところで罵倒をしている。

 この二番目のコメントは、一番目のコメントと同一人物が書き込んでいるようだが、批判と罵倒の区別がついていない。まして文章からマナーが感じられない。まともな社会人であれば、突然このような罵倒を人にすることはないだろう。社会適応性まで疑いかねないコメントの書き方だ。

>「入学式や卒業式で国旗を掲揚し、国家を歌うことは、国際的に非常識」
で?…としか言いようが無いです。
「生魚を食べるのは先進国では日本くらい。だから止めろ」
と言われて、はいそうですかと従いますか?
他国と比較すること自体、おかしいと思いますね。

君が代を歌いたくない人は歌わなけばいいでしょう。
途中でキーが高くなって歌いにくいのは確かですから、
歌えと強要することには私も反対です。
でも歌いたくない人が歌いたい人に対して
「歌うな」と強要するのも正しい行為とは言えないのでは?

管理人さんの言葉を借りれば、それは
「先進国として、憲法に保障されている思想信条の自由を
教育の現場で侵害する虞のある行為」
に相当し、同時に
「近代国家としての風格を著しく害する、悲しいこと」
でもあると思いますが、如何ですか?
Posted by 米喰い at 2006年03月24日 14:58 

 このコメントもおもしろすぎる。

 で?…としか言いようが無いです。

 この方は、なぜコメントを書いたのだろう。コメントを書く動機が、最初から怪しい。書き出しから、罵倒ですと言っているようなマナーを知らない人間のコメントであることがわかる。

 この方は、文化と政治を同列に扱っており、問題をすり替えている。文化的な特徴と国家による強制が同列ではあるまい。

 次に「特定日本人」によく見られるのだが、

 国歌を強制するべきでない=国歌を歌うな

 というすり替えを行っている。どこもイコールではないのだが、意図的にイコールにしているのだろうか。東京都を例に引けば、卒業式などで国歌斉唱の際に起立しない教員は言及などで罰せられている。生徒が起立しなくても指導不足と評価される。この強制が良くないと言うと、国歌を歌わせない。と同義になる。全く違うのだが。。。

一生懸命なのはわかるけど、もう少しまともになった方がいいよと思った方、クリックをお願いします。


東京新聞より

教員むしばむ『君が代神経症』
 公立学校の教員で病気休職、とりわけ極度のストレス障害など精神疾患が増えている。背景として卒業・入学式の「日の丸・君が代」強制が見過ごせない。東京都をはじめ、君が代斉唱を強制する教育行政が、教員らの精神をむしばんでいる側面もある。精神科医の野田正彰・関西学院大学教授が、教員らから聞き取り調査した分析結果から見える実態とは−。 (松井 学)
 「のどから胃にかけて太い杭(くい)を打ち込まれるような痛みが断続的に襲ってくる状態」。野田氏が、面談したある美術担当の女性教員は、心の苦しさをこう打ち明けた。
 女性教員は、教員になった理由を「感じる、考える、つくり出すという創造的な人間の活動の力を美術教育で育てたい。それは社会を再生させる鍵になる」と語った。
 しかし、そうした教育を許さない状況が生まれてきた。都立校教職員の君が代斉唱参加を義務づけた二〇〇三年十月の「10・23通達」が出た後、君が代斉唱で立つ(斉唱)か座る(拒否)かを考え続けた。結局、「座らない」という結論を出したが、生徒に「先生言ってることとやってることが違う」と言われたら教員としてはおしまいだ、と苦しんだ。
 教委−校長−教員−生徒との上意下達の押しつけが、卒業式にとどまらず日常的に現場を支配するのは、「教育の息の根を止めるやり方」と反発する気持ちは強い。だが、病気を抱えた両親を扶養し、職を失うわけにはいかない家庭状況もあった。起立を選んだが、それで苦しみが解消する問題ではなかった。
■生徒の不起立も教職員の「責任」
 ここ数年、都立校の卒業・入学式では、子どもたちに君が代斉唱を強制するのはおかしいと考えて、「国歌斉唱」時に不起立を選んだ教員ら三百人以上が、職務命令違反などとして処分されてきた。不起立教員には「君が代は好きだが、教育に強制はなじまない」と考える人も含まれる。思想信条や良心にまで踏み込んで、強要するのはおかしいという考えだった。
 ところが都教委は今月十三日、ある都立定時制高校卒業式で卒業生十数人の大半が君が代斉唱で起立しなかったことを受け、新たに全都立学校長あてに「適正に児童・生徒を指導することを、教職員に徹底する」よう求める通達を出した。
 「10・23通達」以後の流れからみれば、今度は生徒をすべて立たせ、歌わせようとしていると映る。ある卒業生は話す。「自分たちが歌わなければ、先生が結果責任を負わされる」
 こうした息苦しさを増す教育現場が、教員らの精神にどう影響するのか。野田氏が精神科医の視点で、精神疾患による病気休職経験者も含めて任意に面談した七人から聞き取った意見書が先月末、東京地裁に提出された。先の女性教員はこの一人だ。
 日の丸・君が代を強制する都教委の通達や職務命令に対しては、都立校教員ら二百二十八人(現在は約四百人)が原告となり、〇四年一月、都教委と都を相手取り事前救済を求めた訴訟を同地裁に起こした(強制に従う義務がなく、処分もしてはならないことを確認する「予防訴訟」)。意見書の七人も原告だ。
 野田氏は先の女性教員について「本来、急性ストレス障害は一過性だ。ところが、『君が代』強制は毎年、卒業式、入学式、周年行事等のたびに繰り返される。不安が取れることがない」と分析する。
■「自ら命を絶つ」イメージ浮かぶ
 クリスチャンとして、「君主」を讃(たた)える歌を歌うことができないと考える男性教員の場合は、不起立したことで減給、異動といった不利益や、「再発防止研修」を受ける立場になった。自分の将来について、次の卒業式まで何とか持つのだろうかという不安感を持つ。一番の心配は、自分で自分の命を絶つのではないかとの思いで、「首をつっているイメージが浮かんでくる」という。
 神経症の診断を受けて薬をのみ、自分の感受性を鈍らせることで対応しているが、「自殺念慮で、手段や具体的イメージまで浮かんでくるのは極めて危険だ」と野田氏は心配する。
 音楽教員の女性は、「10・23通達」以降は「歩いていても『君が代』が聞こえてくる」ようになった。卒業式でピアノ伴奏をする音楽教員は、特に生徒に斉唱強制を促しかねない“加害者”の立場にもなりうる。
 女性教員は、音楽準備室に入り込んでくる虫(カメムシ)が「都教委に見え、見張りに来たと感じる」ような思いに襲われる。
 すでに精神疾患によって病気休職を取った男性教員の場合は、自らの教育の集大成と考えてきた卒業生の「答辞」が廃止されたことが最大のきっかけで、落ち込み、睡眠も取れなくなった。この学校で答辞が廃止されたのは、〇三年度の卒業式で、代表の在日朝鮮人生徒と日本人生徒が「日の丸・君が代の強制には納得できない」と答辞で述べたことが原因とされた。
 別のクリスチャンの女性教員は、職を失うか、従順に従うかとの葛藤(かっとう)がある。「以前、『君が代神経症』という言葉を聞いた時は、少し大げさではないか、自分はそのような状態になるほど純粋ではないからと聞き流していた。しかし、今はそれが身近なことに感じている」
 文部科学省によると、東京都の公立校教職員で精神性疾患による休職者は〇三年度が二百五十九人(病気休職全体は四百三十三人)、〇四年度は二百七十七人(同四百六十四人)いる。約五万八千人の在職者全体に占める割合は〇四年度が0・48%(全国平均0・39%)だ。さまざまな教育改革に追われ、肉体・精神的な多忙から全国的に増加傾向を示すが、都は全国平均を上回っている。
 野田氏は「わずか七人に会っただけだが、いずれの人も極度のストレス障害の状態にあった」と病気休職に至るケースが氷山の一角だと明らかにする。「どうしようもない吐き気」といった身体の症状、感情の不安定、抑うつ、「自分は無用な人間だという感覚」といった自己像の変化が共通の症状という。
■企業なら職場の総点検行う事態
 意見書をまとめて、野田氏は「(精神疾患の多さは)企業なら大問題であり、人事の役員は各職場のマネジメントの総点検を行うに違いない。倒れる社員が続出する企業から、優れた製品もサービスも生まれないからだ。ところが教育行政は教育改革と叫んでいれば、教育意欲の破壊は無視される。不健康のデータは何が起きているか物語って余りある」と指摘する。
 教育現場に詳しい大内裕和・松山大学助教授(教育社会学)は「考える先生ほどつらい。教員は子どもに教えるという仕事の性質上、自分の価値観、思想・良心と無関係ではいられない」と述べ、こう推測する。
 「今年の卒業式で初めて不起立した人もいる。生徒への強制にまで事態が進めば、教育の否定だと考える教員が新たに出てきた。このまま見過ごしてはいけないという認識や、連帯の動きが広がっているのではないか」
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24(Twenty-four)を見た感想〜愛国心って…〜

 へっぶしんのニュースや日記です。

 このところ夜な夜なカミさんが借りてくる24(Twenty-four)を見ている。今日も朝の五時まで見ていて、起きたら8時半…。おかげさまで仕事に遅刻するダメ人間ぶりを発揮してしまった。しかも我がカミさん、シリーズが4つあるのを、4作目から借りてきたために時間の経過が逆になり、人間関係や状況が非常にわかり難く混乱しながらの鑑賞になってしまっている。今朝、2作目を見終わり、次回に1作目を鑑賞して終了する予定だ。いつ全てを見終わるかはわからないが、せっかくシリーズものを見始めたので、全作見てみたくはなっている。
 肝心のストーリーだが、冷めた目で追っている。このドラマを見ていると、いい知れない違和感を感じる。違和感がどこからくるのかを考えてみた。
 キーワードは、最近旬になっている「愛国心」になってきそうだ。しかもテロがストーリーの中心に居座っている。
 「政治的な時事ドラマか!」とツッコミを入れたくなる。アメリカらしい作品といえばそれで終わってしまうのかも知れないが。。。
 今まで見た3作品の内容はほとんどかぶっている気がしているのだが、
 CTUというテロ対策のための部署が、テロに関する情報をキャッチする。
 ↓
 テロに関する情報収集をするが間に合わず、計画の第一段階のテロが発生する。
 ↓
 最終的には、テロの本当の標的を阻止する。(最大の被害を被る可能性のある攻撃を食い止める、テロの目的を阻止する)
 というほとんど同じ展開でのストーリーになる。
 さらには、正義のためという大義の元に簡単に死人がでる。人の命が軽すぎるストーリー展開もそれぞれのシリーズに共通している。悪人なら殺しても良い。正義のために命を懸けることは感動的なことだ。そういった感情を刷り込むように意図されている気がしてならない。斜めから見ているので批判的になってしまうのは仕方がないと思っているのだが、あまりにもテロを悪者にしていて、テロリストには何をしても許されるという内容になっているのも気になる。
 テロを計画、実行するに至る経緯などはもちろんストーリーに組み込まれていない。一方的にテロリストが悪者になっている。そもそもテロをするということは、まともに議論する余地がないほどに追い込まれる状況や背景が存在するはずだ。でなければテロを起こす動機が起きる可能性は低い。テロリストを、生まれながらの悪人のような扱いで作品が構成されている。アメリカらしいといえばそれまでなのだが。。。
 最後に、「正義のため、数万人のアメリカ国民の為」というニュアンスの台詞が多いのだが、最大の違和感はこの台詞の多用だ。作品の中では、「アメリカ国民の利益=アメリカ国家の利益」という図式が絶対に崩れない。最大のすり替えであり、刷り込みがここに込められている。国家とは器であり、国民は実態だ。極論すれば国家がなくても、人は存在する。しかし国民が存在しなければ国家は存在しない。従って「国家の利益=国民の利益」という式は、正しくないのだ。国家がなくなればいいと言う、無政府主義的なことではなく、国家は国民のために存在するもので、国家のために国民がいるのではなく、国家の利益と国民の利益が一致することは実は少ないのだ。抽象的な表現になってしまうが、アメリカに感じるゆがんだ愛国心を象徴しているのが、この作品のような気がする。
 民主主義のためというおきまりのスローガンで、イスラム国家を破壊し、混乱を生じさせても疑問を持たないアメリカの国民性を助長する作品のように見える。アメリカ国内でのドラマやハリウッド映画にはこのようなすり替えや刷り込みが多用されているのではないだろうか(私自身そこまでアメリカの映画やドラマに精通しているわけではないので断言はできないが、そのように感じる)。まともに作品を鑑賞できない最大の理由はこの「国家の利益=国民の利益」というすり替えの多用による違和感だ。もちろん全てのアメリカ国民が、この作品と似たようなドラマや映画に影響を受けて、そのような思想を持ちあわているとは思っていない。イラク戦争に心を痛めているアメリカ国民も多いだろう。ブッシュ大統領の支持率のが低迷しているのもアメリカ国民の良心の表れと受け取ることも十分に可能だ。
しかしこの作品のような歪んだプロパガンダに全く汚染されていないかと言えばそうでもないだろう。
 国家と国民は切り離して考えるべきだし、国家がしていることを全て国民のせいにして敵意をむき出しにするのも良くないだろう。ただただ、この作品に描かれている、「テロと国家」、「正義と人命」の関係には違和感を覚える。
 全てを疑ってかかって、全てに批判している天の邪鬼ではないし、そんな姿勢を人に勧める気はない。たが全てを肯定的に受け入れて、無批判なのも問題だ。自分で判断する知性を身につけるように努力していきたい。

24(Twenty four)に疑問を持ってしまった方、クリックをお願いします。


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在日米軍再編、月内に共同文書作成・政府、提案へ・・・は〜。。。

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 「在日米軍再編問題」=「対米売国行為」と脳内変換する癖がついてしまい、もてあましている。

 協議が続いているようだが、嫌中嫌韓の思想をばらまいている靖国大好き人間の麻生外相は、在日米軍再編問題についてはどう考えているのかが気になる。

 麻生外相の売国ぶりに、祖父も草葉の陰で号泣しているのではなかろうか。

 「バカヤロー!!

 と。

地元無視、税金を湯水のように費消して何とも思わない対米売国外交ぶりに憤っている方、クリックをお願いします。


日経新聞(3/17)より

在日米軍再編、月内に共同文書作成・政府、提案へ
 安倍晋三官房長官、麻生太郎外相、額賀福志郎防衛庁長官は16日夜、都内で会談し、在日米軍再編問題について来週再開する日米の外務・防衛審議官級協議で事務レベルの共同文書を月内に作成することを提案する方針を確認した。これを最終合意と位置付け、沖縄県など関係自治体との調整を加速する。
 今月末を目指していた外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)の開催は米側が否定的なため、4月以降に先送りする。
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マジレンジャーショーin後楽園

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 むすめの大好きなマジレンジャーのショーを後楽園まで見に行ってきました。個人的には、戦隊モノの家族観の押し付けのようなところは好きではないのですが、子供の戦隊好きは別物として、今日はショーを楽しんできました。というか、むすめの興奮振りを見て、単純につれてきてよかったと思いました。

後楽園1

 しかしながら、いつも仕事をするのと変わらない時間に起きて、8時くらいには後楽園に着いて、11:00からのショーを見るために並んだのですが、整理券は300番代後半でした。しかも前のほうにいるのは、子供連れではなくオタクたちでした。もう少し、子供にやさしくなって欲しいと思いました。子供の好みとニッチな好みを持つ大人達のコントラストを表現する行列でした。

 ショーの間、むすめは私の太ももの上にたち、マジフォンを振り続けました。後ろにいた、どちらかというとニッチな趣味の大人の方に、「赤ちゃんも興奮してるね」と言われるくらい、頑張っていました。

 ショーが終わってから、後楽園遊園地で、メリーゴーランドに乗ったむすめです。

後楽園2

 このときはすでに限界を過ぎていました。その後中華のランチバイキングを食べに行ったのですが、90分のうち初めの40分は私の太ももの上で、不安定な体勢のまま爆睡していました。残りの50分で十分に食べたのですが、私の失われた40分も大きかったです。日曜日の朝から全開で1日を過ごしたのですが、失われた日曜日にならないように明日からまた仕事を頑張ります。。。

文章としてまったくまとまりがないのですが、クリックをお願いしいます。


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教育基本法を改悪するための自民党の大嘘

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 与党の自民党・公明党は教育基本法を改悪し、「国を愛する心」を強制しようとしている。国旗国歌法案でも、国旗や国歌を尊重するように促すだけ、といっていたが、教育現場での強制が行われ続け、公立の学校の教員が卒業式などで国旗掲揚や国歌斉唱を強制されている。生徒が国歌斉唱などの時にたたないと、指導不足というレッテルを貼られる。以前のエントリーで、卒業式などでの国旗の掲揚や国歌の斉唱は、異常な行為で、日本以外の先進国では行われていないことを書いた。国旗国歌の強制の次は、愛国心の強制を教育の場で行おうとしている小泉自民党のファシズムぶりにはあきれ果てる。日本はいつから、強制されなければ国を愛する心が育たない国に成り下がったのだろう。一番の問題は尊敬されない政策を続ける政府にあると考えるが、当の政府は、責任を感じていないようだ。自民党のHPで、教育基本法の改悪を説明するページを見ると吐き気を催す。

なぜ改正が必要なの?深刻な教育荒廃に対応
 憲法と同じ昭和二十二年、GHQ(連合国軍総司令部)の統制下で制定された教育基本法は、九年間の義務教育、教育の機会均等など教育制度の骨格を定めた十一条の法律です。制定から半世紀以上を経たにもかかわらず、これまで一度の改正もなされてきませんでした。この間、核家族化・少子化の進行など社会状況は大きく変化し、高校・大学進学率の著しい上昇など教育のあり方も変容しており、時代に適合しきれていない面が出てきています。
 一方、経済的な豊かさを達成してきた過程で、現在の社会を築いた世代を尊敬する意識が失われ「自分さえ良ければ」という自己中心的な子どもが増えてきました。
 国民の間での自信喪失とモラル低下、青少年による凶悪犯罪の増加、学力の問題が懸念され、教育現場では、いじめ、不登校、学級崩壊など深刻な危機に直面しています。今こそ、教育の根本にさかのぼった改革が求められているのです。
 党文教部会長時代から一貫して教育問題に取り組んできた河村建夫文部科学副大臣は「歴史を知り、同時に日本人としての誇りと自信を持つ、夢を持つ、そうした教育がないがしろにされてきたと思います。愛国心を教えないのは日本だけです。今、改正をやらなければ次の五十年に影響する」と訴えます。
 わが党は本年運動方針で、「郷土愛と愛国心をはぐくみ、公共心・道徳心あふれる日本人を育成し、家庭や地域の教育力を回復させるため、教育基本法の改正に取り組む」との方針を打ち出しました。今後、全都道府県に設けられた推進本部を中心に、教育基本法の改正を国民運動にまで高める活動を展開していく考えです。

 憲法と一緒に古くなったから変えるといっているのだが、これほど曖昧な根拠はない。教育について変わってきたことといえば、公立の学校の教師による労働組合が分裂し、日教組が弱くなったことくらいだ。日教組が弱くなり、相対的に全教という組織が主流派になりつつあるようで、これが90年代の出来事だ。このころは今ほど教育の危機などということは言われていなかった。一つには誠実な組合を弱め、体制に迎合的な、上司や上層部に対して批判力の弱い組合が、現場を壊している可能性も否定できない。

 そもそも子供に対する教育の基本で変わったことは何かがわからない。私のむすめに対して私がしていることは、私が親にされたことで、妻が親にされたことだ。自分の行動を振り返り、自分の過去を振り返ったときに、子供のしつけなどで世代間のギャップを見つけることは困難だ。教育の基本を変える理由がよく理解できない。

 さらには「「自分さえよければ」という自己中心的な子供が増えてきました。とは、何をさして言っているのか。「自分さえよければ」という首相の下で、良心を痛めつけられる国民が増えてきました。であれば、話がよくわかるが、自己中心的な子供が増えたと断定する与党のものの言い方は、国民を切り離す思想でも持っているのかと疑いたくなる。

 追い打ちをかけるかのごとく、「国民の間での自信喪失とモラル低下、青少年による凶悪犯罪の増加、学力の問題が懸念され、」などという記述が登場する。国民の間で自信喪失とモラルの低下が進んでいるのかどうかはわからないが、直前のでたらめな記述を見ると信用できない。青少年による凶悪犯罪の増加は、全くのでたらめだ(12など)。警視庁の統計では、青少年の犯罪は横バイになっている。青少年の凶悪犯罪が増加していると感じている方は、テレビを通した政府による印象操作に騙されている。

 

 ここまでデタラメと嘘を根拠として改悪しようとしているのが、教育基本法だ。変更する理由がないのにことさらに教育の危機を唱えている自民党の目的は、もちろん愛国心を教育の現場で強制することだ。愛国心というもの自体が、自然に芽生えるのを待つことが必要なもので、自然に芽生えないのであればそれは、政府の政治が悪いことを証明するものだ。わざわざ愛国心を強制しようとしていること自体、国民皆兵(徴兵制)の布石としていることが想像に難くない。

凶悪になったのは国民ではなく政府だと思った方、クリックをお願いします。


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切り捨てられていく弱者

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 生活保護と国民年金だが、地域によっては国民年金よりも生活保護の方が高い場合があり問題となっていた。日経新聞に載っていた記事だが、話が逆だ。生活保護費は、憲法上保証されている「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を保証するための国の措置だ。地域によって、国民年金の支給額を上回ってしまうのであれば、国民年金の支給額が「健康で文化的な最低限度の生活」を保証しない金額になっていることを示している。国民年金の支給額を引き上げる議論をしないで生活保護費を下げる措置は、新自由主義に基づく経済政策によって、ほとんどの国民の生活水準が下がっている事実からも目をそらす効果を生むだろう。

 このあたりは、保坂展人のどこどこ日記が、詳しい。

 また国民年金未納が問題になるのも、国民年金を納めても老後の生活を年金が保証するものではないことに国民が気づいていることに他ならない。

 まじめに国民年金を払い続けても、

 

  • 少子化により、自分が年金を受給する頃には、現在の額よりも国の年金支払い能力が落ちる
  •  

  • もともと共済・厚生年金や企業年金の2階建て3階建て部分がなければ、生活できる金額に達しないため、公務員やサラリーマン以外は、国民年金の支払いには慎重だった。
  •  などの理由が考えられる。

     例えば東京23区内に住む68歳(単身)の場合、光熱費など生活費に充てる生活扶助分で8万820円。これに家賃を払っている場合には上限1万3000円の住宅扶助などが加算される。

     この例は生活保護費だが、東京23区内での家賃を考えると、この金額でも微妙だ。これが高いから金額を引き下げるようだが、9万3820円の上限が高いとは決して思えないのは私だけだろうか。私の住むアパートは、2Kで、家賃は8万2000円だ。むすめと夫婦の3人暮らしだが、ぎりぎりの間取りだと思っている。仮に私の将来で上記のように68歳で単身になった場合を考えると、生活保護費でもやっていけない(家賃、光熱費で生活保護費は底をつくだろう)。これよりも国民年金の支給額が低いのであれば、引き上げるのが筋だと思うが、最低限度の生活とはもっと低く設定されているのだろう。

     「弱いもの、貧しいものには自己責任を!」とでもいいたいのだろうか。弱者切り捨ての政治が、さらに強力になりつつと感じるのは私だけではないと信じる。

    弱者に定年などない恐怖政治が行われていると思った方、クリックをお願いします。


    3/6日経新聞より

    生活保護の支給額、国民年金以下に削減・厚労省検討
     厚生労働省は生活保護の支給額を削減する検討に入った。年金保険料を払い続けてきた人より、払わないで生活保護を受ける人の方が所得が多いケースがあるため。2007年度から段階的に国民年金(基礎年金)の支給額以下に引き下げる方針だ。
     生活保護の支給額は年齢や地域によって異なるが、例えば東京23区内に住む68歳(単身)の場合、光熱費など生活費に充てる生活扶助分で8万820円。これに家賃を払っている場合には上限1万3000円の住宅扶助などが加算される。
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    ガセネタの代償は大きい〜皆さんも気をつけましょう〜

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     世間は偽メール問題で大騒ぎだ。ガセネタには常に気をつけなければならない。誤った情報を信じると、時に大変なことになる。武部のブタは大変な気炎で民主党を批判しているが、自民党は大丈夫なのか。ガセネタで、大騒ぎを起こしたことは無いと言いきれるのか。

    小泉内閣メールマガジン 第87号=========================== 2003/03/20
     戦争か平和かと問われればだれでも平和と答えるでしょう。私もそうです。しかし、問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙するかです。イラクは12年間、国連の決議を無視し、大量破壊兵器の破棄をしてこなかったのです。
     武力行使が始まると、犠牲者なしではすまされません。しかし、大量破壊兵器、あるいは毒ガスなどの化学兵器、炭疽菌などの生物兵器が独裁者やテロリストによって使われたら、何万人あるいは何十万人という生命が脅かされます。フセイン政権がこれらの兵器を廃棄する意思がないことが明らかになった以上、これを放置するわけにはいきません。このアメリカの決断を支持する以外に解決の途はないと思います。これが、支持の理由です。
    http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2003/0320.html

     今回のガセネタ騒動の発端を作った永田議員には潔く議員辞職していただくのが適当だ。切腹するのもいいだろう。辞世の句で上記のメールマガジンを残して頂ければ、今よりもマシな世の中になるだろう。

     もう一度強調しておきたい。

     「問題は、大量破壊兵器を保有するイラクの脅威に私たちがどう対峙するかです。」

     メールには細心の注意が必要だ。

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