久々に更新しますが、大学時代のゼミで取り扱った本を紹介します。久しぶりの眠りからさめたその本は、埃をかぶっていたのは言うまでもありません。そして開いてみてびっくりしました。なんと、赤いペンで、線を引いてあるではないですか。
「俺も、少しは勉強したんだな〜。」
と思っていたら、線を引いてあるのは、約300ページの本の最初の100ページにも及びませんでした。
「俺って何も変わってないな。」
と、安心しました。
久々にページをめくってみて、思っていたよりも難しくなくて、もう一回読んでみようという気になりました。(前半部分だけがもう一回で、後半部分はおそらくはじめて読むことになります。)
本の内容としては、「民主主義って何?」ということがテーマになっています。「民主主義の定義を言ってください。」、といわれたら、明確に答えられない方が、殆どではないでしょうか。私もその一人ですが、そもそも学問として、民主主義の定義というものはあるのでしょうか?
国民主権とも違う、基本的な人権の尊重とも違う、法の下の平等でもない。では、民主主義とは。。。その回答が、この本で見つかるのかを楽しみに読み進めて見ます。書評を書く能力がないので、紹介のみ致します。ここまででおもしろそうだと思った方は、ご自分で読んでみて下さい。できればその書評を私が読んでみたいです。。。
ラディカル・デモクラシー―可能性の政治学 |
第1章 ラディカルデモクラシー 第2章 民主主義に反する開発・発展 第3章 機械の反民主主義 第4章 民主主義の傷だらけの伝統 第5章 民主主義の徳 結論 ペルセポネーの帰還 |